2011年03月10日

軽自動車の耐久レースに人気のRE−11の訳

前回に引き続き、軽自動車ネタです。

近年、軽自動車によるレース(草レース)が盛んになっております。

車体が安いこと、草レースですが、レギュレーションがしっかりして、無茶な改造やお金をかけたもん勝ちな所がないのが人気の理由だと思います。


車重も軽くパワーもないので、タイヤもSタイヤ(セミレーシング)ではなく、ハイグリップラジアルタイヤが選ばれます。

そのハイグリップタイヤにおけるポテンザRE−11の評価はイマイチです。

他メーカーに比べるとグリップ感も劣り、ラップタイムも悪いです。しかもハンドリングも、ある一定な舵角以上切るとグリップが抜けるというオマケ付きです。小さい舵角で曲がる車は別ですけどね。

唯一優れるものはウェット性能とラップタイムの安定性です。


では、何故イマイチな評価のRE−11が選ばれるのか?





それは…、




他メーカーが軽自動車用のサイズを作っていないから…。

タイヤサイズは軽自動車の定番サイズの165/55R14です。

このサイズですと、アドバン、ネオバは旧型しかなく、ダンロップ、グッドイヤーなど評価の高いハイグリップタイヤは設定がありません。

あと、軽自動車のレースもスプリントレースではなく耐久レースの方が多い為、ベストラップが出にくいタイヤだが、ラップタイムの安定性のあるタイヤで良いということですね。


個人的にRE−11は丁寧に乗らないとタイムが出ないのでドライバーを育てるって意味では嫌いではないですけどね。



以上です。




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Posted by ミズンパ at 18:00│Comments(0)タイヤ
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